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数年後のカタールを見てみたい、とはこちらに来てから抱くようになった秘かな願望でありますが、その理由は猛烈に進められている都市開発の現場を目の当たりにしたことにあります。
3~4年前からドーハに来ていて当時の状況を知っている夫の会社の方に伺うと、現在はその当時とは比べようもないくらい発展したといいます。今、ドーハの至る所で繰り広げられている戦場のような工事現場を見ると、その言葉もすんなりと理解できる気がします。 ドーハ市の北側にショッピングセンターや大使館などが集まっているエリアがあるのですが、この地域は特に開発が激しく行われています。見渡す限り建設中の建物や重機が立ち並び、そこで働く外国人労働者が群をなして過酷な環境での労働に汗を流しています。 道を埋めるほとんどの建物が工事中…こんな中を人が歩くというのは想像以上に大変な作業です。 ところで、ドーハの交通事情には様々な問題があると思いますが、ひとつには歩行者のためのインフラ整備が大幅に遅れているということがあります。夏の倒れそうなくらいの猛暑の中を歩くということを想定していないのでしょうか、ドーハには滅多に歩道はありません。あっ、歩道!と思っても、途中で途切れていたり、横断歩道がなかったりでほんのちょっとの距離なのに目的地に徒歩で行きつこうとすると多大な労力を要するのです。交通量の多いところ、ましてやこんな建設現場の横を歩こうもんなら、それはそれは過酷です。 日本人の感覚からするとまず都市基盤ありきだと思うのですが、ゼロから都市を立ち上げようとしている段階で、歩道などが考慮されている余裕はないのかもしれません。 さて、この地域で建設されている建物ですが、タワー系のビルディングが多いですね。上へ上への上昇思考。 下の写真では基礎工事が行われていますが、かなり深く掘っているようです。後ろに見えるのはシティーセンターという巨大ショッピングセンターです(そこでもtwin towerのようなビルが増築中です)。 そこからすぐのところにある(地図上ではほんの500mほど!例の歩行者にとって過酷かつスリリングな都市基盤の上をすり抜けます)このシンボリックな建物を目指します。 こちらの建物、シェラトン・ドーハでございます。ピラミッドのようなシンボリックな外観で目を引きます。実際、このホテルは現在のように周りに高層ビルが立ち並ぶ以前から営業していて、その姿はドーハのシンボル的存在だったといいます。 私はこのシェラトンがとても好きです。ホテル側がアラブ=ピラミッドを体現しようとしたのかどうかはわかりませんが、安定感があって、かつ表情が豊かな建築だと思います。ついつい現代的な建築にばかり目がいってしまいますが、先駆者としてこのデザインをドーハで実現したことを思うと、勇気ある建築だなと思うわけです。 インテリアも拝見。 …息をのみました。 階が上がるにつれて階段状にフロアがせりあがってきます。こんなドラマティックで華やか、かつ格式も感じられるホテルは初めてです。ものすごい大空間に一瞬でシェラトンの虜に。照明計画もきれいです。まぶしそうだけど、落ち着くんです。 あ、ちなみに今回は見学だけです。ぐるっと写真とって出てきたエントランス。いつか絶対泊まるからね~! シェラトンが建っているのがドーハ市民にとって憩いの場となっているコーニッシュとよばれる海岸沿いの公園と散歩道。この日はここに着いたのがちょうど夕方、昼間の熱が冷めてきて心地よくなってきた時間帯。 海岸にたたずむ父と私の影。それを見守るシェラトンくん。 ベビーカーを押したアバヤ女性も見かけました。 ドーハ版この木なんの木。 フォーシーズンズとヒコウキ。 ENJOY QATAR!
by awatanoriko
| 2008-11-03 21:25
| カタールライフ08~09
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