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さあ、ぽつぽつ小出しにしてきた小淵沢トリップもいよいよ最終回です。
リゾナーレを堪能しまくり、フロントでベリーニのドローイングが描かれた絵ハガキをしっかり人数分せしめた後、この日の目的地である八ヶ岳美術館へ向かいます。 実はこのあたりには見るべき建築がたくさんあって最後まであーだこーだと迷っていたのですが、やっぱり村野大先生が見たい!ということでここに決定した次第。 リゾナーレから車で20分ほど、爽やかな木々に囲まれたアップダウンのある気持のよい道を車で走らせます。 都心にはありえないこんなすがすがしい道ならずっと走っていたい…と思ってるとあっけなく到着。 パーキングに車を入れて、全貌が森の中に隠れている美術館の方向へ歩きます。到着してもなお全体のスケールがつかめません…村野先生らしくさりげないアプローチが丁寧に作られていて、ちょこっとずつ姿を見せていく建物にどきどきとさせられます。 見えてきました。森の中から生まれて育まれるぽこぽこの集合体。 ちなみにドームの屋根はすべてプレキャストコンクリートで東京で造られています。寒冷地ということを考慮し現場での工期を抑えたそうです。 内部はとにかくやわらかい空間。天井にたっぷりとかけられたカーテン(天井面積の4倍も使用してるそう)からもれる光とその質感。 (撮影:秘書) 美術館にしては数多く4方に切り取られた窓から床に光が伸び、緑が目に飛び込んできます。風景を愛でながら絵画を見て、ライブな鳥の声がBGM。こんな人間の五感にうったえかけるような美術館は初めてでした。 建物が森を囲んでいるのか、森が建物を包んでいるのか、そんな感覚になる場所。 さあ、気をつけて帰ります。 おわり。
by awatanoriko
| 2008-09-18 21:52
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