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間があきました。
構わず続けます。 キースへリング美術館からこの日のお宿、リゾナーレへ向かいます。 チェックインにはまだまだ時間があったのですが、なんせ滞在型リゾートホテルですからいろいろとやりたいこともあって…勇んで到着。 リゾナーレは建築・デザイン界の巨匠マリオ・ベリーニの手によることで有名なホテルです。 (ちなみに経営は星野リゾートです。この会社、手広いですね。流政之と菊竹清訓の東光園もここの施設だったと知ってちょっとびっくり。しかもどのホテルも特色を最大限に引き出してうまくプロデュースしている印象があります。) エントランスは非常にこざっぱりとしていました。 ここ、メインエントランスでいいのかな…ひょっとして裏口に来ちゃった?!ってきょろきょろしてしまうほど醤油味的にあっさりしていました。 スケールはデカいんですが…搬入口みたいでしょ。左側から入ります。 アプローチの門型グリッドがそのまま内部ロビーまで延長されています。 ロビーはゆったりと…というよりもだだっぴろい空間、窮屈さがまったくなくてきれいです。余計な装飾はなく、ただ広大なスペースがベリーニデザインの家具で埋め尽くされています。 こちらは「キャブ アームチェア」 美しい…この椅子はスティールのフレームに厚い鞣し革のジャケットが着せられてるのです。 えー、1脚約24万円。 持って帰りたかった。きっとイッコくらい背負って帰ってきてもバレナイ。 メインストリートを歩きます。今回はこの通り沿いに泊りました。奥に見えるのがベリーニタワー。 登ってみましょうか。 よいしょよいしょ。 ここの階段が結構本気で怖い。 ベリーニタワー頂上から通りを眺めます。 反対側の窓からは富士山と八ヶ岳が切り取られていました。 本日の宿泊場所はテラスルーム。 さて、それにしてもなんでいそいそとチェックイン前に駆け込んだかというと… こんなことしていました。 キャンドルつくり。 何度も言いますが乙女3人ですから、こんなお淑やかなこともしますよ。 もろに個性が出ますが。 リゾナーレ内には図書館つきカフェなんかもあったりして。 本を自由に読みながら、お茶を飲んだり、お茶をすすりながら本が読めるんです。あってほしいなと思ってたけど、ないでしょ、こんな快適なスペース。 しかもデザイン系や旅系、料理系の個人的に超ツボな本が多くて、ここにいたら何時間でも過ごせそう、寧ろここに泊ってもイイゼ!って思うほど素敵な空間でした。 そんな図書館の横にある開口。 なんとここから、富士山がドンピシャに見えるんです。まるで絵画。 やるな、ベリーニ。日本人のココロを分かってやがる。 目を外に向けてみましょうか。クラインダイサム設計のチャペルが見えます。 山肌にぺったりと張りついたようなドーム。デザインコンセプトは「舞い降りた二枚の葉が偶然、重なりあう」だそうです。 チャペル内部。椅子の背もたれには草花のモチーフが描かれています。 その目の前には池。 結婚式をここで挙げられるのだそうですが、たまに落ちちゃう人もいるとか。 実はここで夜にコンサートがあったんです。それはもう、なんというか、、、演奏もさることながら空間演出に感動しました。始めは閉まっていた一枚の葉が、演奏の途中でぐわーーーっと開いていくんです。ゆっくりと開けていく葉の先に、冷たい風と深い夜空、ランプに照らされて光る水面が目に飛び込んできます。まさかドームの壁が上がるなんて思ってもいませんでしたから、突然プレゼントされた夜景に息をのみました。 コンサートが終わった後、再び葉が閉まるところ。 閉じられた時、中からの光が表面に開けられた小さな穴からもれてとても幻想的。 ベリーニさん、御馳走様でした。隅から隅まで楽しみましたよ。
by awatanoriko
| 2008-09-08 00:27
| 旅に出ます
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