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先日のニュースより。
米アマゾン部門売り上げ1位 キユーピーマヨネーズ大人気 この記事を読んで、妙~~に納得。 日本のマヨネーズってほんと、美味しいんですよ。 マヨネーズなんて、どこの国のものを食べても同じだと思ってました。だって原材料なんて卵と酢と油くらいでシンプルなものだし、そもそもこれは外国から入ってきたソースなわけで、味の差なんてそんなにないだろう~~と思っていたんです。 でもそれはそれは大きな間違いでした。 カタールに住んでいたある日、日本から何の気なしに持って行ったマヨネーズを切らした私はスーパーでマヨネーズを物色していました。いろんなメーカーのがあるんですね~、どれにしようかな~、どれがいいかよく分からないので適当に手に取ったマヨを購入。 家に帰ってなんかに使って、スプーンについた残りをペロッと舐めたのが運のつき。これが恐ろしく不味いマヨネーズとの出会いでした。塩気がなくて、変な匂いがして、油くさい、これほんとにマヨネーズ??こんなんでマヨとか言ってたらキューピーさんに失礼だぞ!と思うくらいイケてない代物。 そんな声をあげるのは私だけではなく、主婦の間でも外国製マヨの評判はすこぶる悪かったです。数あるマヨ達の中でもこれはなんとか食べられるマヨという恐ろしくレベルの低いマヨ口コミ情報が流れ、確かにこれを試みてみると、食べられなくもなく、美味しくもなく。。 そんなわけで、「日本に帰国した際のお土産リスト」と「ドーハに遊びに来る家族に持ってきてもらうオネダリリスト」には迷わず「キューピーマヨネーズ」が追加されることになりました。(さらに休暇で帰っていた人たちから貰ったりして、結局最後は余ってしまったのですが…) そんなマヨネーズには苦い思い出もあります。 いつも日本からドーハへ帰る時はスーツケースをパンパンにして食材だの本だのを運んでいたので、チェックインカウンターで「荷物オモスギデス、ヘラシテクダサイ」と係りのお姉さんの冷淡な重量制限に合うこともしばしば(毎回)。その場でスーツケースを全開にして、あれを手荷物にして、こっちにそれを移して…あーー閉まらなくなった!!ヘタクソ!!仕方ない、この美味しそうなこだわりポン酢は諦めるか。 なんてことをしながら他の旅行客からチラチラ向けられる視線を感じつつ詰めなおす作業はほんと恥ずかしいのですが、今後何ヶ月かの快適な生活がここの作業にかかっているのでそんなことは言ってられない。 そんなある時、いつものように重量計測したら3㌔オーバー。「ヘラシテクダサイ」というロボットのような応対にもめげず、スーツケースを開くチャレンジャー我々。目標3㌔減量!!とその時、目に飛び込んできたのがおでんのパックとマヨネーズ。 頭のキレル私は閃いた!!おでんとマヨのパックには重量がきっちりと書いてある。これらを手荷物にすればちょうど3㌔!!同じく切れ者の夫もすぐさま同意。「それええやん!!ぴったりやん!!」 そうしていそいそとおでんパックとマヨを2袋ずつ手荷物に移動して、羽田を無事に飛び立った…。 悲劇は関空で。 再びチェックインを無事に済ませて手荷物検査場へと入場したところ…、係員に止められる我々。 係り「何か水分入ってませんか?」 我々「??ありませんけど??」 係り「ちょっと荷物しつれいします」 ゴソゴソ。 係り「これは…?」 手にはおでんパックとマヨネーズ。 我々「あ、、、そ、それは…!!!」 おでんとでっかく書かれたパッケージの中に、こんにゃくだの練り物だのが入ったものを海外へ大事そうに手荷物にして持っていく姿を見られて恥ずかしい気持ちと、しまった!!!という後悔が一瞬にして襲ってきました。 係り「これはだめなんですよ~~」 我々「な、なんとかなりませんか?(涙目)」 係り「規則なんで~」 我々「これからおでんがないところで暮らさなくちゃいけないんです」 係り「だめですね~」 我々「美味しいマヨネーズ売ってないんですよ」 係り「そうなんですか~」 我々「おでん、固形物ですけど、だめなんですか!?」 係り「決まりなんで~」 はじめはおでんとマヨを見られた恥ずかしさが勝っていましたが、なんとしても彼らを持って行きたい気持ちが強く、何分間か、情に訴えてみたり、なんとかならないかその場の職員と交渉を試みましたが、、こういうところで融通はききませんよね。ええ、わかってます。 あぁ!!自分のおっちょこちょいな性格が不甲斐なくて仕方ない。 おでんとマヨが係員に回収されて箱に入れられ、あぁ、あのおでんは彼らの今晩のおかずになるのかな…君達はいつでも食べられるじゃないか!!私のおでん!!おでん!!と涙の別れをして飛行機に乗り込んだのでした。 あー、悔しかったなぁ。。 --------------------------- マヨの話に戻りますが、キューピーは美味しいですけど、外国製のを単純に比較はできないですよね。外国製マヨを散々言っておいてなんですが、私が日本の製品を美味しく感じるのは「慣れ」も大きいし、用途も違うかもしれない。 食文化って多彩です。だから面白い。
by awatanoriko
| 2010-04-28 14:14
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