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なんて言ったらいいか。
どういう言葉が適切なのかよく分からない。 どんなに言葉をたくさん並べたところで、この気持ちが表現できるとは思えない。 さようならっていうことがこんなに辛いなんて。 何事にも好きになりすぎてはいけないんだ。 いつかは来る時なのかもしれないけど、ずっとずっと一緒にいたかった。 申し訳なくて、向き合うのが怖い。 行かないで、もっと一緒にいようよって、聞こえてきそうで。 ごめんね、ごめんね。 地面を這いつくばるようにブォーーーンと進んでいくあの感覚。 車窓から見えるちょっと低めの景色。 天井を外して走る時に感じる風、光、雨。 パカメライト。一体感。 ぜーんぶ大好きだった。私の中では最高の車。 最後はほったらかしで、中も外もボロボロ。 ドアも開かないくらい錆びつかせてしまってごめんね。 機械だよね、そりゃ機械だけど、愛着があればずっと一緒にいられるものだと思ってた。 年月を経たことで得られる美しさとか繋がりとか、そういうものが増えれば増えるほど別れがたくなるのは私にとっては当たり前。 ペットと一緒かもしれない。 私は動物を家族みたいに飼うことってきっと一生できない。 そろそろ休みたいよって言ってるんじゃない? って言ってくれた母の言葉に救われたような。 涙が止まらないけど、今までの感謝をこめて、さようなら。 ありがとう。
by awatanoriko
| 2009-12-15 19:41
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