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by awatanoriko
| 2011-07-03 17:18
| 日々のこと
東京って面白い街だと思います。
「ワタシ、都会、キライ」って口ではよく言ってるけれど、実は東京は大好きです…。 田舎で自然に囲まれて暮らしたいわ~~という淡い夢をつらつらと語りながら、でも都会の便利さや華やかさもなかなか捨てきれてない、邪心だらけの自分にあまい人間だなぁとつくづく嫌になります。 そういえば、東京に住みたいと思ったこともありました(今思い出した)。東京の下町暮らしに憧れて、真剣に物件探しをしたこともあったっけ…(結局実現には至りませんでしたが)。 東京のよさってなんだろう? ①ほどよい大きさ、スケール感 大きすぎず、狭すぎず。あ、東京といっても、23区をイメージしています。 ②現代性と歴史が同居してる なんでもある、なんでも揃う、最先端の街。一方で、世界的な大都市でありながら、江戸からの歴史も積み重なっている面白さ。そりゃ、街全体が世界遺産の塊みたいなローマと比べたら江戸の歴史なんてぴゅーっと吹き飛ばされそうなもんですが。 ③利便性、交通網 明解な山手線と網目のような地下鉄。 ④自然、公園 意外にある緑。全部無料で開放してくれたらいうことなし。 多すぎる人、汚い空気、小さな空にウンザリする時もあるけど、いろんな面白さがぎゅぎゅ~っと凝縮された街はなかなかいい味がしていると思います。 文化、政治、経済、教育…その他もろもろのいろんなものが詰め込まれすぎて、膨張を続けている街。このまま膨らみ続けて、いつかぱんっ!とパンクしちゃうのかも…と想像すると恐くなるけど、東京にはまだ余裕がありそうな感じ。単なる感覚だけど、まだまだ余力があるように思うんですよね。 ---------------------------------------------------------------- そんな東京を、先日、久しぶりに散歩に行ってきました。 名づけて「あわさんぽ」。 まずは築地駅へ。 ちょうどお昼近くだったので、お寿司。その前の伊藤忠太。 ちょこん。 …以前、この築地本願寺に閉じ込められたことがあります。 閉門間近に入って、トイレに行っていたら、その間に扉を閉められてしまった。しーーんとしたお堂にぽつんと一人。扉を押しても鍵が掛けられて動かず、助けを求めようにも誰もいない。あれは怖い経験だった。笑。 結局僧侶の方を見つけて「閉じ込められてしまいました」って言った時の恥ずかしさといったら! それ以来、なんとなく避けてたので5年ぶりくらいの本願寺でした。 休日でごったがえす場外市場、潰されながら一通り見学。適当なお店で海鮮丼をいただいて、築地終わり。 次。地下鉄で清澄白河へ移動。 この松、すごい腹筋でしょう?ふんっ。 来てみたかった清澄庭園をぐるり。ここの回遊式庭園はすごい解放感でした。周囲に背の高いビルがほとんどないので、気持ちのいい空が仰げます。スカッとしたいときにおすすめ。 こないだ、両国の旧安田庭園にも行きましたが、こちらは同じ回遊式でもしっとりした雰囲気。私好みは後者。影が多い庭園は雰囲気があって美しい。 深川の商店街を歩きながら東京都現代美術館へ。 この商店街、小学生の時に歩いたのを覚えています。きっちりと計画されてる道路と商店街だと思います。この通り沿いに深川江戸資料館があるのですが、通り全体が「江戸」のイメージで作られていて、道路脇に設置されている公衆トイレまでもが江戸っぽくて面白い。実は小学生の時、このトイレの印象がとっても強くて、今回まだあるかな~と思いながら歩いていたのですが、変わらないトイレの姿を見つけて、嬉しくなってしまいました。息の長いまちづくりをトイレに見た気がします。 東京都現代美術館到着。 ここも久しぶり。 田窪恭治展を見てきました。 数年前に「林檎の礼拝堂」の本を読んでその名を知ったアーティスト。偶然知り合いの方に展覧会のお知らせをいただいてこれは行かねばと。 (感想はまたの機会に) 次。バスで東京駅に出ます。 バス、座る、心地いい振動…寝る。 ひと眠りの後、丸の内到着、行ってみたかったオアゾの中の松丸本舗へ。千夜千冊で有名な松岡正剛氏と丸善が企画してる書店の実験空間。あまり真剣に見ると欲しくなってしまうので、さらりと目を流す(ここに着くまでに既に3冊購入、重い)またゆっくり来たいなぁ。 ●松丸本舗 ●千夜千冊 粟さんぽも終盤に差し掛かる。 久しぶりに丸ビルなんぞでディナーでもしようかなぁってニヤニヤし始めたら、私の胸中知ってか知らずか、隣でドケチな夫が「当然、家メシだろ?」って雰囲気で帰るオーラ全開。 テンション、急降下。 …帰ります。さよなら、東京。 あわさんぽ、5月編、おわり。 #
by awatanoriko
| 2011-05-11 21:19
| 建築とアート
休日。のんびり。
昨日、大竹伸朗の『カスバの男』の文庫本を買ってきた。しばらく楽しもう…と思ったら一気に読んでしまった。 文章から暑苦しい空気が伝わってくる。懐かしい。 懐かしさの向こうで、イスラム圏の政変、デモはまだ落ち着く気配はなく、世界は常に変動期にあることにはっと気付かされる。 そんな休日。 aleppo,Syria (アラビア語でhalabと書いてあります。アレッポの別名で「乳」という意味。アレッポは昔から非常に恵まれた土地だったそうで、この名がついたそう。ちなみにスーパーで買うミルクにも同じ文字が書かれています。) dahab,Egypt cairo, Egypt ※限定品、マックアラビア。 luxor,Egypt #
by awatanoriko
| 2011-05-01 23:49
| ぶらり中東の旅09
お弁当つくり、継続中です。
カタール時代から作り始めて(それ以前もちょこちょこ作ってましたが)、3年くらいですか。 金銭的なことと、健康面のこと。 それらもろもろを考えると作った方がよかろうということで、作っています。 何を作ろうか、何を詰めようか、初めはかなり負担でしたが、人間慣れるものですね。いい具合に量を増して(?!)誤魔化せられるようになりました。 それでも毎日毎日、作るのはまだいいのですが、メニューを考えるのがしんどい。 一人で歩いてる時も、今晩何作ろう…お弁当何入れよう…てなことばかり考えて、それ以外の思考ができないのがストレス。 うぅ~夫にも何か考えてほしい。 と思うので、時々アンケートをとってみます。 ちょっと、ぼーっとしてないでなんか食べたいものいいなさいよ。 夫「んー、じゃ肉」 昨日も肉でしたけど? 夫「そだっけ?じゃ、魚」 (私が聞きたいのはそういうことじゃない。どかーーーん!!) このように、アンケート調査は毎回同じ結末をみます。 もうちょっと自分の食べるものに真剣に、主体性を持って考えてもいいんじゃないかと思うのですが。 夫には夫の事情があるのでしょうけど。 ま、こつこつぽつぽつ、できることをちょっとずつ。 そんな弁当たちです。 鶏だんごとかぼちゃの煮物。 メカジキの甘酢炒め。たたき梅きゅうり。じゃこてん。人参とグリンピース入り卵焼き。 ハーブ鶏。煮卵。ポテトサラダ。苦しまぎれのいちご。 しゅうまい。コーンとほうれん草。イモ。 牛肉とアスパラ炒め。ポテト。たぶんおでんの残りを詰めたんだと思う。 アスパラのささみ巻き。何かの魚の竜田揚げ。かぼちゃ。くりごはん。 春巻き。白いのはアボカドを包んだ生春巻き揚げ。大根の醤油漬け。マメ。 鮭。かぼちゃサラダ。ソーセージ。きのこケチャップ炒め。炒飯。 卵焼き。ひじき煮物。ささみと何かの胡麻和え。 鮭。人参とさつま揚げの煮物。卵焼き。ほうれん草とハムのマヨ合え。 レンコンとタコの煮物。かぼちゃ。なんかの野菜。 たまには手を抜いてパン。 焼き肉マフィンとたまごマフィン。(単なる寝坊) #
by awatanoriko
| 2011-04-06 14:37
| 日本の食卓から
先週、葉山の美術館へ行ってきました。
神奈川県立近代美術館の葉山館。都心から遠くて便の悪いロケーションだけれど(だからこそ!)、海の側に建つものすごく気持ちいい立地で、好きな美術館の一つ。 こういう足の不便な美術館に来ると、こんなところまでわざわざ人がやってくるのかしら…と、余計なオセッカイをしたくなるのですが、どうなんだろう。 日用品の買い物と違って美術館てところは、〇〇が見たいわぁという目的がある人か、なくてもそういう場所やアートが好きでわざわざ出かけるような人が向かうところだから、反ってこういう不便なロケーションがいいのかもしれない。 不便であればあるほど、土地になにか割増な価値がついて、そこに行くってこと自体が一つのレジャーというか目的になるから。 一方で日常生活の側にあって、ふらりと散歩の途中でアートに触れられる機会も大事だと思うし、どういう位置づけをするかは美術館次第なんだろうけど。 金沢の21世紀美術館が好評で好調らしいけど、ああいう美術館の成功はアートを一般市民に身近にしてくれたという意味で、とても意義があると思う。一方で、成功を測る指標が入場者数であったり、収益であったりしては、美術館としての本当の成果ともいえないなぁと、ちょっと小骨がひっかかるような想いもあったり。そういう数字で見える成果を上げた「一般受け」する美術館だけに価値があっては、ゲイジュツがなんか歪んできそうで、ちょっと恐い。 成果主義を否定する気はないけれど、なんでもかんでも全てのことに成果が求められる社会になって、モノを考えるスパンがどんどん短くなっていくのが恐い。仕事で明確な成果を求められるのは仕方ないとしても、科学技術や医療の研究開発などと一緒で、ゲイジュツの世界に成果主義を持ち込んでも少しの利益にもならない。一朝一夕に目に見える成果など生まれるわけもないし、ましてやお金でその効果がはかれるわけでもない。 そもそも芸術というものに、経済効果を見出そうとする考えがいけないのかもしれないけど、現代ではそんなことも言ってられない。企業の経営よりも美術館の運営は難しいのかもしれないなぁ。 話がそれました。今回は、これが目当て。 現代アフリカを代表する彫刻家、エル・アナツイ。 彼はアフリカの現代アート作家、になるのだと思いますが、アフリカとか南洋の第3世界(20世紀の世界政治における意味で)の現代アートは土着色が強い傾向があるのと同時に、それらが強ければ強いほど現代アートとプリミティブな生活の延長線上にある副産物としての成果品とのボーダーがあやふやになってくる。 アナツイの作品を見ながら、混乱に似たモヤモヤを感じたのはこういうところなんだろうな。 荒々しい刀の痕と華やかで鮮やかな色彩。 破壊的でありながら連結された発展性。 アフリカという大地の陽気な空気と、その中に潜む影。 軽いのに、重い。 とってもやさしくて、暴力的でないかわいらしさ。 「土着的な生活に潜む美」 そういうものに敏感になっていたいなぁと最近思うし、美術館がそういう気付きを与えてくれるきっかけになればなあとぼんやり思いました。 #
by awatanoriko
| 2011-04-03 17:10
| 建築とアート
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