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話が前後しますが、今年の夏、山梨県の小淵沢に出かけてきました。建築関係の「某研究所」の仲間と一緒に建築を目当てにした旅行だったので、当然のごとく首からカメラをぶら下げたマニアックな旅だったのですが、期待以上に思い出に残るいい旅行だったのでご紹介したいと思います。
今回の旅の一番の目的は、去年竣工したキースへリング美術館を見に行くこと。プラス、近くにリゾナーレがあるのでついでに泊って、温泉なんか満喫して、美味しいごはんでも食べて…という、気がつけばお年ごろの女3人にぴったりな優雅でリゾートチックなプランになりました。 当日のお天気は雨~曇り~雨。降ってるのか止んでるのか分からないような安定しないお天気でしたが、まずは「中村キース・へリング美術館」へ向かいます。中央高速をびゅーんと飛ばし、小淵沢インターで降りるともうすぐそこ、少し北に行ったところにあります。設計は北川原温氏、この作品で昨年度の村野藤吾賞を受賞されました。 美術館が森の中にあるので、駐車場から美術館へは森の散歩道のようなかわいい小道をさらさらと進みます。 瑞々しい木々に包まれたアプローチは、都会から到着したての私たちをまるで小淵沢の自然のリズムへと誘うための準備時間のようです。 森の小道に案内されるがままずいずいっと歩んでいくと、ふいに視界が開け現れる建物。 全体はシンプルかつ力強いフォルム。ボリュームを体現したような形態であるにもかかわらず、森の中にすぽっと納まっているところに親近感を覚えます。 エントランスへ伸びる道。 ↑撮影:㊙ エントランス部分、ツラ。 エントランス、フンコロガシ(たぶん違う…)。 エントランス、扉。 美術館内部は、32歳という短くも激動の人生を歩んだキースへリング自身の心の情景を素直に建築化させたような構成でした。セクション分けされたいくつかの展示空間が次から次へと目の前に繰り広げられ、そこで飾られるキースの作品と一体になって鑑賞者を迎えます。体中で美術鑑賞をするための空間とでもいいましょうか、テーマパークでアトラクションに乗ったまま美術に触れている…そんな感覚さえあります。 屋上。この下部に彫刻と大絵画が飾られた大空間の展示室があります。赤い模様はタイル、山の噴火をイメージしているそうです。(お天気がよければ青空に映えるとてもきれいな白と赤なのですが…それが残念!) 扉サイン。「ココヲオシテネ♪」 屋上へ上がる階段と中庭とをつなぐ廊下。 ミュージアムショップ。天井までもがキース文字で飾られています。 ちなみにショップは大変充実していて、ノート、ステッカー、ポストカード等々オリジナルグッズが多種手に入ります。勿体無くて使えないくせに、ついつい買ってしまうんだなぁ…。 また外に出て反対側に回ってみますと、黒い円錐が地面に突き刺さっています。 この円錐の一番上がテラスになっていて、道行く人を見下ろせます。 メインストリートから見た美術館。撮影:㊙ さあ、ほんじつはこいつに閉めてもらいましょう。 キース犬。 実はこのワンコロ「キース美術館はこっちだワン!」ていう標識で、この美術館周辺にわんさかはびこっているのです。よしよし、しっかり働けよ。 小淵沢トリップつづく。
by awatanoriko
| 2008-08-27 21:45
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