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今回の北海道旅行では丸2日、ゆっくりと札幌に滞在することができました。
北海道には何回か来たことがあったのですが、札幌というと旅の中継点のような印象しかなく、この街をじっくりと観光したことがなかったので嬉しい機会となりました。 さてさてどこに行こう…ということで、行く前に札幌近辺で興味のあるポイントを探してみました。 ①モエレ沼公園。イサム・ノグチがプランニングした公園で、気持ち良さそうな緑の丘(その名もモエレ山)の写真を見てから、行ってみたくてしょうがないとこ。今の季節でも入れますが(クロカンとかできるみたいですし、あとソリも…)、屋外はめっちゃ寒いこと間違いなし。屋内のギャラリーもあるそうですが、どうせなら夏に行って雄大な真緑の景色を見てみたい…ということで、次回夏に行けることを期待して、却下。 ②サッポロビール北海道工場ゲストハウス。伊東豊雄さんが村野藤吾賞を取った作品で、これも前々から行ってみたかったのですが、、こちらも公園の芝生のようなところに建っているので、雪にすっぽり埋まっていそうなイメージ…却下。 ③水の教会。言うまでもなくアレです。トマム…遠い。却下。 えーい、どこか目ぼしいところはないのかのー? と迷っていたら、夫のご友人(憧れの建築士様)に紹介していただきました。 渡辺淳一文学館。 安藤さんの作品です。 入口から入ると、受付のお姉さんが座っています。 A「入場料っていくらですか?」 お姉さん「大人の方、300円になります」 A「はぁ…あの、(展示とかには興味がなくて)建物(だけ)を見たいんですが」 お姉さん「それでしたら1F部分の図書室は無料ですので、お入りください」 A「(ラッキー!)」 と、シメシメって思って入ったものの…。 ここは正式名称が「エリエール スクエア札幌 渡辺淳一文学館」といって、そうです、お馴染みのティッシュの名前が示すとおり、企業のメセナ活動の施設なのです。 この御時世、経費で真っ先に切り落とされてもいいような部分のところを、せっかく企業が頑張って文化活動をしてるっていうのに、たった300円…払えばよかったと後悔。渡辺先生にも悪いことをしました。 お金は使うべき所では使わないといけないのに、若い時に値切りまくって旅行していた癖がまだぬけないのかと、時々顔を出す自分のケチ根性が情けなくなります。 建築面積は340㎡ちょっと、地上3階、地下一階、展示室と図書室、音楽ホールを備えたちいさな施設です。 規模がちいさくなればなるほど私の中では期待感がアップする安藤さんの建築ですが、期待しすぎたか、 「ふむー…」 といったところ。 安藤さんの作品で私が好きなもののひとつに大阪の司馬遼太郎記念館がありますが、ここは規模がそんなに大きくないにも拘らずまさに息をのむほどドラマティックな空間なのです。展示も司馬さんの蔵書などが壁一面にインテリアとして飾られていたりと小規模ながら圧倒される、単純でかつ計算しつくされた仕掛けがたくさんあるところです。 そんな司馬さんのとこと比べると、空間体験の点でここはもうひとつ。安藤さんの建築って、もっとこう、どきんてするような仕掛けが仕組まれてるところが多いんですが、ちょっとこちらは単純でしたか。 ここが無料の図書スペース。 ドローイング。 音楽ホール。 外に出て、地下への階段を見降ろします。唯一安藤さんらしい!と思った景色。 さてさて、もう一件建築ご紹介。 この渡辺淳一文学館の目の前にある中島公園の中に建っている豊平館。 明治13年に建てられた、国指定の重要文化財です。 エントランス入ってすぐのロビー。 もとはホテルとして建てられて、皇族も泊まられた歴史もあるとか。 2階ホール。 シャンデリアが圧巻。 鏡に映りこむようにしてかけられているんですって。 天井に描かれたメダリオン(天井飾り、丸いやつ)が部屋ごとに全部違う花が描かれて、その花の名前が部屋の名前になっています。 こちらのお部屋は…何の花か忘れました。。赤い色がついてますね。どの部屋のメダリオンも美しかった! こちらは食堂…今はレストランです。 珍しいくらいまろやかなブルー。 豊平館最後はお気に入りの星マーク。どろんぱのお腹の星みたい…。 そんなこんな、見どころ多しの札幌を楽しみました。 この他には某番組で有名なHTBショップ行って、お買いもの(藤やん犬ストラップと某番組DVD)をしたり、雪まつりの雪像が片付けられた後の大通公園を10歩ほど歩いたりと札幌の休日を楽しみました。 北海道の旅、しめくくりはこんな写真で。 札幌駅近くの雪印パーラーで発見しました。 ¥80,000って…いやん。
by awatanoriko
| 2009-03-18 21:20
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